対象: 学部 4 年生,大学院生
授業から科学「研究」に切り替える時のヒント
対象読者: 主に情報系で,卒論,修論,それらに関連した研究プロジェクトを準備中の学生.
活動の全てを適切な粒度で記録する.これらは,成果をまとめる際に必要になるが,開始時点から記録が必要.
日時の記録は,なるべく自動化する.
例: 研究記録を markdown や org などテキストファイルで記し git で管理する.毎日 commit すれば,変更記録は自動で管理できる.
(git 未習得の場合は,google docs の変更履歴に頼っても,まずは良い)
例: github からソースコードを入手する際は,Download ZIP
ではなく,git clone を使う
$ git clone https://github.com/deepmind/mujoco.git
出典は,git が自動で管理している.
$ git remote show origin
* remote origin
Fetch URL: https://github.com/deepmind/mujoco.git
...
なお cat
でも良い
$ cat .git/config
[core]
...
[remote "origin"]
url = https://github.com/deepmind/mujoco.git
...
情報系の場合,さらに計算機実験や,グラフを描くなど,「苦労する手作業」は自動化を検討する.再現可能性を確保しつつ,省力化して,本質に注力する.
大学公開資料: